呼吸法をマスターするだけでストレスが軽くなる?!~楊名時太極拳の呼吸法1

健康・太極拳・気功

(c)NPO法人太極拳養心会/2022年5月8日楊名時先生をしのぶ会

私の太極拳の流派は大きく括ると「楊式太極拳」。さらに楊名時先生が日本で広めた「楊名時健康太極拳」が大元です。  元をたどれば太極拳は中国武術ですが、楊名時先生は日本で太極拳を指導、普及する際、健康法・養生法を独自の太極拳を作り上げました。中国の太極拳に、中国哲学と日本の武道の技と精神、禅の心を融合させたものです。詳しくは、楊家養心太極拳のHPをご覧ください。

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難しいことはさておき、気功・太極拳での呼吸で大事なことの一つ目は、「吐く息を長く」です。「呼吸」というように、まず「呼=吐く」が大事で、息を吐ききると自ずと「吸=吸う」ことになります。

立っている時は、足を肩幅に開いて、少し膝を緩めます。椅子に座っての場合は、背もたれに背をつけないように、背筋を伸ばします。

まずは、鼻から息を吸っておなかを膨らませます。この時、おへその下(約3センチくらい)の「臍下丹田」に「気」を集めます。自分のまわりの「良い気」を体の中に取り込むよー、という気持ちで。

吐くときは、鼻からゆっくり。吸う息の倍くらいの時間で吐きます。この時、体の中の「悪い気」をはき出すぞー、という気持ちで!

このゆっくりとした呼吸を3回くらいやってみてみます。ちょっとでも落ち着いた気持ちになったり、そわそわしなくなったり、すがすがしくなったりしたら、それは自分にマッチして「変化」があったことです。はじめてすぐには「変化」は気づきにくいですが、毎日、例えば、朝起きた後とか寝る前とか、「決まったタイミング」で、「毎日」やってみることで、少しずつ「変化」が出てくるかもしれません。

無理をせずに、自分のペースではじめてみてはいかがでしょう。

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